カリキュラム
地域社会システム学科では、社会科学の基礎をはじめ、経済・経営、政治・法律、まちづくり・観光といった幅広い分野を学びます。
1〜2年次には基礎的な内容を中心に履修し、2〜3年次には各分野の専門的な科目へと進みます。
また、自らの関心に応じて専門分野を定め、2年次の終わりには指導教員を選択します(※)。3〜4年次にはその教員のゼミに所属し、専門的な学びを深めながら卒業論文の作成に取り組みます。
※各ゼミの定員超過時は事前に定められた基準で選考が行われます。そのため、場合によっては第1希望のゼミに配属されないこともあります。
入門・概論科目(1〜2年前期)
1年次は全学共通科目の履修が中心となりますが、社会科学を俯瞰する入門科目とともに、経済・経営、政治・法律、まちづくり・観光の各分野の基本を学ぶ概論科目も開講されます。
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入門科目
- 社会科学入門
- 経済・経営、政治・法律、まちづくり・観光にかかわる諸学の基礎的な知識を学ぶとともに、社会の実態を観察・分析するための「道具」の使い方を身につけること、すなわち「社会を見る目」を養うことを目指します。
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概論科目
- 経済学概論
- 経営学概論
- 政治学概論
- 法律学概論
- 観光政策科学概論
専門科目(2年生以上)
2年次以上になると、概論科目だけでなく、各論的な科目も多く開講されます。概論科目を通じて自分が特に関心のある領域をみつけ、それらの科目を重点的に学ぶとともに、3年次以降に配属を希望するゼミなども考えていくことになります。
以下は開講科目の例です。なお、地域社会システム学科で開講されているすべての科目は、各年度の山梨大学電子シラバスに掲載されています。シラバスの「生命環境学部」ー「地域社会システム学科」からご覧ください。
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経済・経営
- ミクロ経済学
- 経済の動きを分析する道具として、消費者・生産者の行動や市場の働きなどについての理論を学びます。
- マクロ経済学
- 国の経済全体の動きに焦点をあて、国民所得や雇用、物価がどのように決定されるかを学びます。
- 経営戦略論
- 企業が持続的な競争優位を獲得し、競合他社よりも高い業績を挙げるための戦略と組織づくりについて、世界標準の理論とエビデンスから学びます。
- マーケティングと消費者行動
- 消費者行動に関する体系的な知識、消費者の心理に着目した消費者行動モデル、マーケティング戦略立案者と消費者のコミュニケーションのあり方をさまざまな角度から学びます。
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政治・法律
- 政治学概論
- 政治学の方法、比較政治、市民社会、民主主義、環境政治など、現代政治学の基本的知識を学びます。
- 行政学
- 日本の内閣制度、中央省庁、公務員制度、予算、政策過程、行政改革などの歴史、現状、課題を学びます。
- 国際関係論
- 国際関係論の基礎概念、理論、歴史及びグローバリゼーションなどの現代の諸課題を学びます。
- 民法学I・II
- 個人の財産や取引、家族関係など社会生活全般に関連する事項を定める法律である民法について、その基本的概念や思考方法を学習します。
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まちづくり・観光
- エネルギーマネジメント
- エネルギーに関わる基礎知識や今後のエネルギー利用のあり方について学びます。
- データサイエンス及び演習
- データサイエンス及び演習社会科学においても重要となるデータの定量的分析方法を学びます。
- 観光政策論
- 観光政策・計画の基礎知識を習得するとともに、観光政策及び観光関連計画立案に求められる考え方の基礎を理解します。
- 観光経営論I・II
- 観光産業の全体像を俯瞰し、観光産業の特徴と課題、今後の展開について考え、理解を深めていきます。
実習科目
観光分野(観光政策科学特別コース)では、講義科目(座学)とともに、観光地域等で実施する実習科目も重視しています。実習科目では、他の講義科目等で得た知見を、現場における実践的な知見と重ね合わせることで、観光を立体的に捉え、自らの学習や実践に展開することを目指します。
観光分野(観光政策科学特別コース)の実習授業
- 観光政策科学基礎実習
- 新入生を対象とする観光地域の視察及び事前・現地のワークショップ等を通じて、旅行者ではなく観光地を経営・運営する立場として必要な基礎的な視点を身につけます。(観光政策科学特別コース学生のみ履修可能)
- 観光政策科学実習Ia〜Id
- 日帰りで近隣の観光施設、観光関連企業、観光地域等を訪問し、取組事例の視察や座学を通じて、講義等で学んだ概念を現場の取組みと紐づけるとともに、観光に関する実践的な視点を身につけます。(観光政策科学特別コース学生のみ履修可能)
- 観光政策科学実習IIa〜IId
- 2泊3日程度で国内の観光先進地域を訪問し、優れた取組事例の視察や座学を通じて、講義等で学んだ概念を現場の取組みと紐づけるとともに、観光に関する実践的な視点を身につけます。(観光政策科学特別コース学生のみ履修可能)
演習科目(ゼミ)
3年次から始まるゼミを単位とする授業ではごく少人数で授業が行われることが魅力で、目的、内容、進め方もゼミごとに異なります。自分が希望する分野や学び方を踏まえて希望ゼミを選択し、配属先で学びを深めます。そこで執筆する卒業論文は4年間の学びの集大成ともいえるものです。
ゼミ単位で実施する授業
- 地域社会システム学セミナー
地域社会システム学演習 - いわゆる「ゼミ」で、3年次に各自の興味関心に応じて担当教員を1人決め、最終的には卒業論文を執筆します。
- 地域社会システム学卒業論文
- ゼミでの議論や個別指導を通じて、卒業論文を完成させます。
