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観光政策科学実習Ⅰ(熱海・伊東)の実施

11月22日〜23日に観光政策科学実習Ⅰを開講しました。
本実習は観光地経営の現状や先進的事例について、現地視察やヒアリング等を通じて学ぶことを目的にした科目で、今年度より設置されました(※1・2)。

2泊3日程度を想定した科目ですが、今年度は新型コロナウィルス感染症をめぐる社会的状況をふまえ、近県で1泊2日での実施としました。

初日は、地域資源の活用を通じた観光地形成について学ぶことを目的に、道の駅伊豆のへそBonBon BERRY Factory(特産物であるいちごを観光資源として効果的に発信)、城ヶ崎海岸、東海館等を視察しました。

また、2日目は、熱海においてリノベーションまちづくりを推進するNPO法人Atamista様の取り組みを学びました。Atamista代表の市来広一郎様のご講演(座学)、また、市来様、スタッフの伊奈様にご案内いただいてのまちあるき(事例視察)などを通じて、さまざまな刺激を受けることができました。

観光の学びは概念や理論だけでなく、実際の現場を理解する力も重要です。観光政策科学特別コースでは、実習形式の授業や教員の実施するプロジェクトへの参加を通じて、地域に対する多角的な視野を身につけられる教育プログラムを展開していきます。

※1 本科目は、原則として観光政策科学特別コース所属学生に限定した科目です。
※2 Ⅰ〜Ⅳを設けていますので、希望する学生は毎年の参加が可能です。卒業にあたっては、観光政策科学特別コース学生は少なくとも1回以上参加し、単位を修得することが求められています。