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1年生必修科目「生物資源実習」における農場実習の実施

生命環境学部では1年生対象の必修科目として「生物資源実習」が学科ごとに開講されています。

地域社会システム学科では、5月20日(土)に学部附属小曲農場(甲府市)において農場実習を実施しました。

本学技術職員の方の指導を受けながら、午前中は圃場でモモの木への鳥除けテープの設置と甲州小梅の収穫作業を行いました。当日は季節外れの暑さでしたが、精力的に取り組み、ウメは3本の木から50kg近くの収量がありました。

午後は、収穫したウメをアク抜きし、梅干し(塩漬け)を製作するとともに、GAP(農業生産工程管理)などの講義をおこないました。

梅干しづくりは、水を十分拭き取らないとうまくできないことなどを身をもって体験したグループもありましたが、多くのグループがしっかりと仕込むことができました。

ウメは1ヶ月程度寝かせると十分浸かるとのことで、漬け込んだウメは持ち帰り、自宅で完成を待つことに…。みんな、おいしく完成するでしょうか。

学生の感想には作業が楽しかったということに加え、日常生活で何気なく食べているものの生産・製造の大変さ、農業をすることの大変さがわかったということが多く見られ、有意義な実習となりました。