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観光系シンクタンクのトップカンパニー、JTB総合研究所とクロスアポイントメントをスタート

山梨大学では、JTBグループの観光系シンクタンク、株式会社JTB総合研究所とクロスアポイントメントに関する協定を2022年7月1日付で締結し、特任助教としてチーフアナリストの岡野千帆氏が就任しました。

クロスアポイントメント制度は、民間の研究員などが現在勤務している企業と大学の双方と雇用契約を結び企業の仕事と大学での教育や研究の両方を行うことができる制度です。大学にとっては、観光の最先端の知見や現場の情報を活かした授業の実施や学生の実習活動、研究などを一緒に行うなど大きなメリットがあり、実際に岡野氏は観光経営論等の授業や観光政策科学実習、地域社会システム学セミナー等に加わっています。

また、今回の協定を機にJTB総合研究所との連携を強化し、山田晴子研究員をゲスト講師として招き「店頭とオンライン販売を融合させたリテール展開について」の特別講義を実施。さらに観光政策科学特別コース田中研究室の学生が同社のインターンシッププログラムに参加させていただくなど、早速具体的な取組みがスタートしています。

【参考】

JTB総合研究所 https://www.tourism.jp/

岡野千帆氏 https://www.tourism.jp/consulting/consultants/chiho-okano/

特任助教の任命式(中央:岡野千帆特任助教 (JTB総合研究所チーフアナリスト)、右:奥田徹生命環境学域長、左:田中敦教授(観光政策科学特別コース))
特別講義を行うJTB総研 山田晴子研究員(コンサルティング事業部ツーリズム戦略部)