観光政策科学実習(東高知・徳島西部)の実施
9月28日(月)〜30日(水)に観光政策科学特別コースの学生が観光政策科学実習の一環で、高知県の室戸・中芸地域、徳島県西部での視察研修を実施しました。本実習は観光地経営で先進的な取り組みを実践している地域や特筆される観光資源・観光施設を有する地域を視察するもので、18名の学生が参加しました。
1日目は重要伝統的建造物群保存地区に選定されている吉良川の町並みガイドツアーに参加し、土佐漆喰や水切り瓦などの町並みの特徴、およびジオパークとの関連について学びました。その後、室戸世界ジオパークセンターを視察し、ジオパークを活用した地域づくりについてお話を伺いました。
2日目は日本遺産「森林鉄道から日本一のゆずロードへ」のストーリーを通じた地域づくりの取り組みを視察しました。日本遺産ゆずロードミュージアム、ゆずの森加工場、森林鉄道が通った河口隧道などをガイド会の方に案内していただき、日本遺産協議会の方にはガイドの養成や旅行商品の開発などの取り組みと運営上の課題などについてお話を伺いました。また、通常公開されていない森家住宅(旧野村茂久馬邸)(国登録有形文化財)を見学させていただき、所有者の方からお話を伺うこともできました。
3日目は世界初の営業DMV(デュアル・モード・ビークル)である阿佐海岸鉄道に乗車し、DMV導入の目的や自治体との連携,地域への波及効果などについてお話を伺いました。
3日間の実習を通じて、過疎、人口減少などの社会問題のなかでの持続可能な地域づくり、観光地づくりのあり方、また、観光地づくりにおける交通インフラをはじめとする受入環境の重要性などを深く考える機会となりました。
実習実施にあたり多大なるご協力を賜りました、吉良川町並み保存会、室戸ジオパーク推進協議会(室戸世界ジオパークセンター)、中芸のゆずと森林鉄道日本遺産協議会事務局、日本遺産中芸ゆずと森林鉄道ガイド会、馬路村農協、馬路温泉、集落活動センターやなせ、阿佐海岸鉄道株式会社のみなさま、また、森家住宅(旧野村茂久馬邸)所有者さまに厚く御礼申し上げます。

